インド株の特徴
インド株の市場は、2004年後半あたりから証券市場で注目を集めるようになり、株価も堅調に推移しています。
インド経済の潜在的な成長力には目をみはるものがあり、人口はやがて中国を抜き、BRICs諸国の中でも最も高い経済成長率を維持していくと思われます。そのため株価水準も多少の上下は繰り返すでしょうが、長い目で見れば右肩上がりの上昇を続ける可能性が高いといえます。
現時点におけるインド株投資の手段は、投資信託とADR、カバード・ワラントで、この内どれを選ぶと良いかは、個人一人一人の投資スタンスなどによっても異なります。そのため、自分がどのようなスタイルの運用をしたいのかをよく考えた上で、どの投資ツールを使うかを決める必要があります。
カバード・ワラントは、リスク・リターンの程度でいけば最も高い部類に属し、ゴールドマン・サックス証券が組成しているeワラントで投資できます。eワラントは1万円など比較的少額で投資できるのが大きな特徴です。一定期間で売買しないと、条件によっては受取額がゼロになることもありますが、その反面大きな儲けを得ることもできます。半年や1年程度の短期間で成果を上げるのは難しいかもしれませんが、インド株の場合市場規模が小さいこともあって、短期間で株価が乱高下することもあります。このような相場のブレを上手く捉えて高いリターンを狙うのであれば、インド株のeワラントはうってつけの商品だといえます。
ADRは、米国預託証券といわれるもので、基本的な商品性は、もっともインド株の個別株投資に近いものです。ADRを企業の成長性を捉えて投資収益を確保するためのツールと考えるのであれば、やはり長期保有に徹して、配当とキャピタルゲインを地道にとっていくという方法がお勧めです。そのためインド企業のADR投資の効果を最大限に活かすためには、長期投資のできる資金で購入する必要があります。
投資信託(ファンド)は、eワラントと同様に1万円という少額資金からでも投資できますが、複数の銘柄に分散投資することから、リスクの度合いは低くなります。さらにインド株ファンドの多くは償還期日が設けられておらず、強制償還にさえならなければ、いつまでも保有し続けることができます。そのため長期で保有することによって、リスクの総体は変わらないものの、損失を回復するチャンスには恵まれます。